売れない画家の夫・篤史を、清掃員の仕事をして支えている妻・さゆり。ある日、清掃会社社長から日本洋画界の大御所・天城越山の屋敷の掃除を頼まれた。弟子の指示に従い掃除を始めたさゆりの身体を舐めまわすように見つめる越山。「君、モデルをやったことがあるかね?」あまりにも唐突な問いかけに驚くさゆり。夫の絵の批評をしてもらうことを交換条件に、越山の目の前でおずおずと服を脱ぎ…。