あの日から、沢木部長は毎日のようにやって来ました。昼下がりの乾いた廊下をそっと歩いて近寄っては、私を見るとうっすらと歯を見せて笑い抵抗できない私を犯して足早に帰って行きました。私は夫の罪を庇う為に、沢木部長に身を任せました。これさえ乗り切ればいつかは幸せが戻ってくると信じていました。しかし、沢木部長の強引で巧みな行為によって夫との絆は脆くも壊れ始めたのです。そして、7日目の夜を迎えた時でした…。