入学の合否の権限を一手に握る立場となった氏は、不合格した子供の母親の写真を漁り、好みのタイプを特別面談させている息子のために必死な母親の心理状況を巧妙に読み取り合格と引き換えに多額な寄付金、もしくは母親自身の誠意を要求するのであった。